『ハイキュー!!』は、 古舘春一 による 高校バレーボール を題材にした 日本 の 漫画 作品。 『少年ジャンプNEXT!』(集英社)2011 WINTER・『週刊少年ジャンプ』(集英社)2011年20・21合併号にそれぞれ読切版が掲載された後 [1][2] 、『週刊少年ジャンプ』にて.. 『劇場版ハイキュー!! VS 小さな巨人』・スペシャルアニメ「ハイキュー!! バケモノたちの行くところ」制作決定!
株式会社プロダクション・アイジー(英: Production I.G., Inc.)は、東京都武蔵野市に本社を置く日本のアニメ制作会社。IGポートの完全子会社、日本動画協会・コンピュータエンターテインメント協会正会員。
概要
東京都武蔵野市に本社・スタジオ、新潟県新潟市に作画スタジオを構える。かつては東京都府中市に、3DCGスタジオ「IGFX」と実写撮影スタジオ「Studio iG(旧・FIX STUDIO)」を構えていたが、2020年1月31日に営業を終了し、跡地は同年7月17日に設立されたプロダクション・プラスエイチのスタジオとなった。
1987年12月15日、東京都武蔵野市に「有限会社アイジータツノコ」が設立される。1993年9月には、商号を「有限会社プロダクション・アイジー」に変更した。設立からしばらくはOVA、アニメ映画、ビデオゲーム用アニメなどを制作の中心にしてきたが、押井守監督の劇場映画作品を制作してヒットさせた事で、日本国内だけでなく海外での知名度も高まり、企業としての規模も拡大した。
1998年4月、有限会社プロダクション・アイジーが増資して「株式会社プロダクション・アイジー」(初代)に組織変更。テレビシリーズは主に子会社のジーベックが制作し、プロダクション・アイジーはアニメ映画の制作を主としていたが、2001年よりテレビシリーズの元請制作にも進出した。
2000年9月1日付でイングがプロダクション・アイジー(初代)を吸収合併し、商号を「株式会社プロダクション・アイジー」(2代目)に変更した。
2007年11月1日付で持株会社体制への移行に伴い、プロダクション・アイジー(2代目)が商号を「株式会社IGポート」に変更した。また、新設分割により、「株式会社プロダクション・アイジー」(3代目)が設立され、主力事業を承継した。IGポートは持株会社として、プロダクション・アイジー、マッグガーデン、ウィットスタジオを傘下に収め、グループ全体の経営管理・事業展開・資産運用管理を行っている。
2010年4月26日、本社を東京都国分寺市から現在の東京都武蔵野市中町2丁目1番9号へ移転し、国分寺市を中心に分散していた事務所やスタジオを集約した。
設立の経緯
テレビアニメ『赤い光弾ジリオン』を制作した「竜の子制作分室」に揃ったスタッフを分散させるのを惜しんで、制作プロデューサーとして同分室を率いた石川光久が、同じフロアを間借りしていた後藤隆幸率いる「鐘夢」(チャイム)を合併。京都アニメーションの援助を受けて、石川と後藤のイニシャルを冠した「有限会社アイジータツノコ」を1987年12月15日に設立。出資者は、石川、後藤、八田英明(京都アニメーション代表取締役)、タツノコプロなどである。なお、設立当初は杉山卓及び八田陽子(京都アニメーション専務取締役)の実姉が、大手製薬会社で経理を担当した経験を活かして支援していた。
伊吹眞(西堀ひろみ)、内田哲夫らが設立の中心スタッフである。アニメーターはフリーで参加する形となり、次いでフリーで「銀河帝国」(後に解散。一時期子会社であったビィートレインの代表取締役である真下耕一も所属)で制作を行っていた三本隆二と坂部久明、スタジオ・ムーのアニメーター黄瀬和哉らが追って参加した。
設立当初はシンエイ動画のテレビシリーズを始め、キティ・フィルムの『銀河英雄伝説』やスタジオディーンのOVA『機動警察パトレイバー』の制作協力を行っていた。しかし、下請け続きの仕事では管理費が取れないと思った石川は、シンエイ動画の下請けを持続させた形で元請制作に乗り出した。
その後は『赤い光弾ジリオン 歌姫夜曲』を皮切りに数多くの劇場映画やOVAを制作した。設立当初はグロス請けや作画協力でテレビシリーズに関与していたが、2000年代以降は元請としてもテレビシリーズを積極的に手掛けている。
1991年には新潟県に作画スタジオを開設。現在の所長である小村方宏治が諸事情で帰郷せざるを得なくなり、社長の石川に退職を申し出たところ、「新潟でIGを続けないか」と声を掛けられ、同僚からの後押しもあって開設に至った。
社名の由来
“IG” という社名は、社長の石川と副社長の後藤のイニシャルから命名したものである。
I.Gタツノコ時代、タツノコの名前を入れたのは金融機関の理解を得るためと、分派したことによってタツノコプロと喧嘩したくなかったためだったとされる。石川は「タツノコ」というネーミングにこだわりを感じており、今までお世話になったタツノコプロへの恩返しのつもりで入れたと語っている。タツノコの名前があったことは社会的な信用も得ることにも繋がった。
設立時にタツノコプロから資本金2割の出資を受けていたものの、当時苦境にあったタツノコプロは積極的にI.Gタツノコに仕事を回すだけの余裕がなかった。しかしながらその「タツノコ」と名のついた会社名であるためタツノコプロの関連会社と勘違いする人が増えてきた。そういった勘違いによる不快感が徐々にスタッフ(特に制作進行や制作デスク)に現れ出し、また業績が盛り返したタツノコプロ側からの要請もあり、社名から「タツノコ」の名を外す動きが始まる。石川は名前を変えることにショックを受けていたが、受諾し社名変更に至った。この社名変更と同時に、タツノコプロと京都アニメーションから受けていた資本金も返上している。
2010年6月2日、プロダクションI.Gがタツノコプロの株を取得し資本関係が復活。石川が同社非常勤取締役に就任した。
制作部・制作課
制作部は10のスタジオ(第1–2は制作課、第3–10はプロデュース課)とシステム管理・開発課で構成されている(2011年時点)。
各スタジオは2007年から○○課(○○課スタジオ)と呼ばれている、これは『攻殻機動隊』における○○課にちなんだものである。また、社屋移転に伴いコスト管理体制の強化から制作部を2部体制に変更。内訳は制作1部(制作課・プロデュース3、4、10課・システム管理・開発課、6課閉鎖)、制作2部(プロデュース5、7、8、9課)となっている。
これまで担当スタジオは各作品のサイトやブログ等で語られる程度であったが、2011年製作のオリジナルテレビアニメ『ギルティクラウン』では6課が初めてスタジオ名を表記した。6課ではその後一部スタッフが独立しウィットスタジオを設立した。また、8課はJe t’aimeにおいて社名クレジットの上に8を模したマークを掲げている。
沿革
初代
- 1987年
- 「竜の子制作分室」として竜の子プロダクションから独立。
- 12月15日 – 「有限会社アイジータツノコ」を設立。
- 1990年6月5日 – 株式会社イングを設立。
- 1991年5月 – 新潟スタジオ(アイジー新潟)を設置。
- 1993年9月 – 商号を「有限会社プロダクション・アイジー」に変更。
- 1995年
- 5月 – 株式会社ジーベックを設立。
- 10月 – 背景美術部門「小倉工房」設置。
- 1997年6月 – ビィートレイン株式会社を設立。
- 1998年4月 – 「株式会社プロダクション・アイジー」に組織変更。
2代目
- 2000年
- 9月1日 – イングがプロダクション・アイジーを吸収合併し、商号を「株式会社プロダクション・アイジー」に変更。
- 11月 – 『BLOOD THE LAST VAMPIRE』で初めて原作権を獲得。
- 12月 – ゲーム制作を目的に株式会社ミグ・エンタテインメントを設立。
- 2002年
- 3月 – 株式会社ミグ・エンタテインメントが徳間書店の資本提携を機に株式会社キキに商号変更。
- 9月 – 創業15周年事業の一環で角川書店より「軌跡 Production I.G 1988-2002」を刊行。
- 2003年10月 – 『キル・ビル』本編に挿入されるアニメーションパート監督。
- 2004年 – 株式会社キキ解散。代表取締役の若林和弘が同社の音響制作事業を承継するために有限会社フォニシアを設立。
- 2005年12月21日 – JASDAQに上場。
- 2006年
- 2月 – フジテレビとFILM LLPを共同設立。
- 4月 – トランスコスモスとamimoを共同設立。
- 2007年1月 – 『攻殻機動隊』の実写化エージェント権を獲得。
3代目
- 2007年
- 11月1日 – プロダクション・アイジーが商号を「株式会社IGポート」に変更し、持株会社化。新設分割により、事業会社として「株式会社プロダクション・アイジー」を設立。
- 12月1日 – IGポートがマッグガーデンを経営統合し、グループの傘下にする。
- 2010年
- 6月2日 – 竜の子プロダクションの発行済み株式11.2パーセント取得を発表。
- 8月20日 – IGポート取締役にオー・エル・エム代表取締役の奥野敏聡が就任。また、取締役の下地志直が退任。
- 2012年
- 6月 – 株式会社ウィットスタジオを設立。
- 9月 -『キックハート』で日本のアニメとしては初の本格的なクラウドファンディング活用に乗り出す。
- 10月 – 『009 RE:CYBORG』製作委員会を特定子会社化。
- 2014年10月 – 株式会社シグナル・エムディを設立。
- 2015年9月 – 『攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver』でVRコンテンツに参入。
- 2017年
- 6月 – アニメ視聴アプリ「タテアニメ」の配信を開始。
- 9月 – 『亜人』の実写映画に制作プロダクションとして参加。
- 2018年1月31日 – Netflix(NetflixJAPAN)と包括的業務提携を発表。
- 2019年
- 3月18日 – 北海道テレビ放送の制作で当社所属の本広克行が制作に参加した実写ドラマ『チャンネルはそのまま!』の北海道内での放送が開始。後に日本民間放送連盟賞テレビ部門グランプリを獲得。47都道府県全てで放送された。
- 6月1日 – ジーベックを吸収合併し、同社の撮影部門と練馬スタジオ「XEBECzwei」(「IGzwei」に改称、その後閉鎖し本社へ合流)の移管を受ける。
- 2022年8月30日 – 石川光久が代表取締役社長を退任し代表取締役会長に就任。後継の代表取締役社長にはウィットスタジオの代表取締役社長を務め、当社の取締役副社長も兼任していた和田丈嗣が就任した。
- 2025年
- 6月1日 – シグナル・エムディを吸収合併。
- 8月21日 – 庵野秀明と田中智則が取締役に就任。
作品履歴
テレビアニメ
劇場アニメ
OVA
Webアニメ
ゲーム内アニメーション
実写映画
テレビドラマ
テレビCMおよびWeb・SNS限定CM
制作協力
その他の作品
関連人物
演出家
アニメーター
脚本家
制作
- 石川光久(代表取締役社長→代表取締役会長、タツノコプロ非常勤取締役を兼務)
- 和田丈嗣(代表取締役社長、ウィットスタジオ社長を兼務)
- 石井朋彦(現:スタジオジブリ所属)
- 木下哲哉(現:ポニーキャニオン所属)
- 松井正一(現:エム・エス・シー社長)
- 堀川憲司(現:ピーエーワークス社長)
- 中武哲也(現:ウィットスタジオ取締役)
- 森下勝司(現:オー・エル・エム取締役)
- 大松裕(現:BAKKEN RECORD所属)
- 川口徹
- 黒木類(現:CUE社長)
- 大上裕真(現:横浜アニメーションラボ社長)
- 平澤直(現:アーチ・グラフィニカ社長、YAMATOWORKS取締役)
- 松下慶子
- 小笠原宗紀(現:キネマシトラス社長)
- 松家雄一郎(現:3Hz社長)
- 小石川淳
- 須貝真也(現:サブリメイション社長)
- 本多史典(現:プロダクション・プラスエイチ社長)
- 長谷川博哉(現:MAPPA副社長)
- 福留俊(現:Qzil.la社長)
- 大平将史
その他
- 遠藤誠(退社、現:トライスラッシュ取締役)
- 本広克行
- 小倉宏昌
- 平田秀一
関連項目
- IGポート
- タツノコプロ
- ポニーキャニオン
- ジーベック – 葦プロダクションのスタッフらが子会社として設立。
- シグナル・エムディ – IGポートの子会社として設立。取締役・プロデューサーを務めていた森下勝司が代表取締役を務めていた。
同社スタッフ・OBが独立・起業した会社
現在
- エム・エス・シー – 制作を務めた松井正一が1999年に設立。
- ピーエーワークス – プロデューサーを務めた堀川憲司がビィートレインの取締役を経て2000年に設立。
- キネマシトラス – 制作を務めた小笠原宗紀と松家雄一郎がそれぞれボンズ、バンダイビジュアルのプロデューサーを経て2008年に設立。
- サブリメイション – 出身の小石川淳と須貝真也が2011年に設立。
- ウィットスタジオ – 企画プロデューサーを務めた和田丈嗣や中武哲也、制作6課のスタッフがIGポートの子会社として2012年に設立。
- 横浜アニメーションラボ – 制作7課でアニメーションプロデューサーを務めた大上裕真が2015年に設立。
- アーチ – プロデューサーを務めた平澤直がウルトラスーパーピクチャーズを経て2017年に設立。
- プロダクション・プラスエイチ – 出身の本多史典がシグナル・エムディでプロデューサーを経て2020年に設立。
- Qzil.la – 制作進行・脚本・演出・プロデューサーを務めた福留俊がコミックスマートのアニメ事業を分社し2021年に設立。
- NIAアニメーション – 出身の小石川淳がサブリメイションを経て2021年に設立。
- CUE – プロデューサー・執行役員・制作部長を務めた黒木類がDMM.comのグループ会社として2023年に設立。
- サラマンダー – 脚本家・プロデューサーを務めた櫻井圭記がNetflixを経て2023年に設立。
- スタジオ・キール – 制作を務めた石田麻菜美や一部のスタッフがstudioMOTHERを経て2025年に設立。
過去
- ビィートレイン – プロデューサーを務めた堀川憲司がタツノコプロで監督を務めた真下耕一と共に子会社として1997年に設立。
- クラフター – 監督を務めた神山健治とプロデューサーを務めた石井朋彦が博報堂でコピーライターを務めた古田彰一と共に博報堂・博報堂DYメディアパートナーズの出資により2011年に設立。2022年に博報堂へ事業を譲渡し解散。
- 3Hz – 出身の松家雄一郎がバンダイビジュアル→キネマシトラスのプロデューサーを経て2013年に設立。2024年にアニメーション企画・制作事業をA-1 Picturesに譲渡。
参考文献
- ニュータイプ編集『軌跡―Production I.G 1988‐2002』(2002年、角川書店) ISBN 4-04-853517-X
- 日経BPムック『プロダクションI.Gマガジン』(2005年、日経BP社) ISBN 4-8222-1715-9
- キネ旬ムック『『千と千尋の神隠し』を読む40の目』(2001年、キネマ旬報社) ISBN 4-87376-574-9 – アニメ制作会社スタジオジブリの鈴木敏夫との対談。
- 梶山寿子『雑草魂―石川光久 アニメビジネスを変えた男』(2006年、日経BP) ISBN 4-8222-2064-8
- 『アニメージュ』(2004年1月号、徳間書店) – インタビュー「この人に話を聞きたい」。
脚注
注釈
出典
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- I.G STORE – IG Port ONLINE STORE
- Production I.G (@ProductionIG) – X(旧Twitter)
- プロダクション・アイジー – メディア芸術データベース
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